診療案内
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診療方針
インフォームドコンセントを大切にした診療
多くの方が「動物病院=病気になったら行く場所」というイメージをお持ちかもしれません。ですが、当院は日々の健康管理や生活面のアドバイスを行う場所でもあります。
治療の効果をしっかり引き出すためには、飼い主さまのご協力が欠かせません。そのため当院では、診察時に動物の状態や今後の治療方針を丁寧にご説明し、ご理解・ご納得をいただいたうえで治療を進めることを大切にしています。
また、飼い主さまのご意向や費用のこと、通院できる頻度なども遠慮なくお聞かせください。ご家族皆さまが無理なく続けられる最適な治療方法を、一緒に考えてまいります。
外科
当院では、腫瘍や異物の摘出、骨折の治療、避妊・去勢手術など、幅広い外科手術に対応しています。院長はJAHA認定外科医・総合臨床医の資格を持ち、豊富な経験と知識をもとに安全で確実な治療を行っています。
術前には必要な検査をしっかり行い、正確な診断に基づいた治療計画を立案。手術中は麻酔管理やモニタリングを徹底し、動物たちの負担を最小限に抑えるよう努めています。術後も痛みの緩和や回復を支えるケアに力を入れ、安心して治療を任せていただける体制を整えています。
神経外科
神経外科では、脳や脊髄から筋肉などに分布する神経に関わる病気を対象に治療を行いま す。対象となる主な病気としては首や腰の椎間板ヘルニアや神経の腫瘍などです。 痛みの緩和やリハビリテーションにも取り組んでいます。
口腔外科
口腔外科では、歯の治療と口腔内の歯肉や粘膜、顎などに関する治療を行っています。歯 石沈着や歯周病などへの対処の他、歯肉口内炎やネコ虫歯などの口腔内トラブル、歯肉や 顎骨の腫瘍なども対象となります。毎日のお手入れなどもとても大切ですので、歯磨き指 導などもあわせて実施しています。
整形外科
整形外科では、骨、関節、靭帯などの異常を治療します。怪我によるものだけではなく、 品種や加齢に関連して症状が出てくる場合もあります。急な症状の悪化はもちろん、慢性 的な歩き方の異常や足腰の痛みなども是非ご相談ください。
腫瘍外科
腫瘍外科では、良性・悪性問わず腫瘍=しこりを対象に診療を行っています。様子を見 ることができるものと、早期に対応した方が良いものがありますので、まずはどういう性 質のものかを調べます。そのうえでどのように治療していくかをご相談していきます。
軟部外科
軟部外科では、お腹や胸の中、皮膚や筋肉の中などの軟かい組織の手術を行います。避妊 ・去勢手術などもこのうちに入りますが、短頭犬種の鼻・のどの狭さを改善する手術や、 肝臓や胆嚢の手術、主に猫で尿路閉塞の治療のための手術など幅広く対応しています。ま た、緊急疾患が多いのもこの分野で、当院では対応できる限り緊急手術も行っております 。
内科
内科では、消化器・呼吸器・循環器・腎泌尿器など、多様な疾患に幅広く対応しています。症状の背景にある原因を丁寧に探り、血液検査や画像検査を組み合わせて正確な診断を行います。
下痢や咳、心臓病、腎臓疾患など、日常で見られる症状から重大な病気が隠れていることもあります。当院では治療だけでなく、食事や生活習慣の改善も含めて総合的にサポート。慢性疾患の子には、ご家庭で無理なく続けられる治療方法を一緒に考えていきます。
内分泌科
内分泌科では、体の調子を整えるために体内で分泌されているホルモンの産生異常に関連 する病気を扱います。一部の病気は緊急的な治療が必要なこともありますが、多くの内分 泌疾患は慢性的で、病気とは気付きにくいこともあります。年齢のせいとは考えず、依然 と変化が出ている場合はご相談ください。
血液内科
血液内科では、血液中の細胞である血球に発生した疾患を診療しています。酸素を運搬 する赤血球をはじめ、免疫に関連する白血球、出血を止める役割をもつ血小板など様々な 血球成分ありますが、これらが壊されたり正常に作られなくなったりすることで症状が現 れます。生命に関わることもある疾患ですが、特徴的な症状がないことも多いので、体調 に異常を感じたらやはりご相談ください。
脳神経科
脳神経科は、脳や脊髄、筋肉などに分布する神経に関わる病気を対象にしています。痙攣 発作や体を上手く動かせないなどの不調は神経に異常を期待している可能性があります。 梗塞や腫瘍、自己免疫疾患、外傷など、原因は様々ですので、必要に応じてMRIなどの高 度な画像診断を行う施設をご紹介することもあります。
腫瘍内科
腫瘍内科では、摘出を必要としない腫瘍の治療、または摘出後の腫瘍の治療を行います 。いわゆる抗がん剤などを用いて腫瘍を小さくしたり、再発を抑えたりする他、放射線 療法ができる施設をご紹介することもあります。
腎泌尿器科
腎泌尿器科では、腎臓と尿路に関する病気を治療します頻尿や血尿など、おしっこに異常 が出る場合もあれば、ゆっくりとした食欲低下や体重の減少など、症状がわかりにくいこ ともあります。結石が詰まるなどで突然発症し、即、命に直結することもあります。特に 尿が出ないなどの異常を認めた場合にはすぐにご相談ください。
循環器内科
循環器内科では、心臓や血管など血液が循環する器官に由来する病気を治療します。これ には心臓病や高血圧症などが含まれますが、悪化すると呼吸器にも異常をきたし、命にも かかわることが多い疾患です。定期的な検診で常に状況を確認しておくようにしましょう 。
呼吸器科
呼吸器科では、主に鼻、喉、気管、肺に関する疾患を対象にします。くしゃみや咳といっ た症状から呼吸困難まで様々です。急に悪化することもありますが、多くは慢性的に症状 を抱えています。悪化する前に適切に管理をすることが重要ですので、気になる症状があ る場合には是非ご相談ください。
消化器科
消化器科では、食道から直腸までの消化管や、消化に関わる臓器である膵臓、胆嚢、肝臓 に由来する病気を対象に治療をします。嘔吐、下痢、食欲不振、体重減少などが主な症状 ですが、原因は様々です。異物の誤食によるものから腫瘍まで多岐にわたる原因により対 処も変わってくるので、レントゲンや超音波検査などの画像診断を含めた正確な診断が重 要です。
感覚器
目・耳・鼻といった感覚器や皮膚のトラブルに幅広く対応しています。白内障や角膜疾患、外耳炎・中耳炎、慢性的なくしゃみや鼻炎、さらに皮膚炎やアレルギー性疾患など、生活の質を大きく左右する病気をしっかり診療します。
これらの疾患は命に直結しないこともありますが、強い不快感や視覚・聴覚の障害、かゆみによるストレスなど、動物にとって大きな負担となります。当院では早期の診断と適切な治療を重視し、飼い主さまにわかりやすく説明しながら進めてまいります。大切な家族が快適に暮らせるよう、きめ細やかなサポートを心がけています。
眼科
角膜や瞼など眼とその周辺の内科・外科と眼の内部の内科治療を行っています。目ヤニ や涙が増えた、眼を開けづらそうにしている、など眼の症状は意外と早急な対象が必要な ケースがあります。以上を感じたらお早めにご相談ください。
歯科
歯石除去や歯周病・口内炎など、歯と歯肉に関するトラブルの治療や予防を行います。 歯のトラブルはみんな必ずと言っていいほど抱える問題です。口臭が気になる場合は恐ら く問題があります。是非一度ご相談ください。
耳科
犬・猫においては耳のトラブルは皮膚のトラブルと関係していることが非常に多く、外 耳炎の多くがアレルギー関連であると言われています。この場合徐々に悪化することが多 く、適切な治療が必要です。耳に関する症状で通院したことがある場合はよく注意してみ てあげてください。
皮膚科
犬や猫が動物病院にかかる理由で最も多いのが皮膚科と言われています。特に多いのは アトピーなどの免疫が関与する疾患です。膿皮症などで感染を生じていても、実は根底に はアトピーが関与しているなどということも少なくありません。かゆみや赤みなどがあれ ば、お早めにご相談ください。